分子夾雑の生命化学

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がん細胞の増殖や転移を促進するNRASを狙って破壊する「分子標的型光線力学治療法」を開発 ( A02 計画班 : 杉本先生, 建石先生, 三好先生 )

甲南大学先端生命工学研究所・フロンティアサイエンス学部の杉本直己 教授, 三好大輔 教授, 建石寿枝 講師らは、がんの増殖や転移に重要なNRASタンパク質をコードするmRNAが形成する四重らせん構造を選択的に光切断可能な分子標的型光線力学療法を構築しました。
三好先生らのがん関連mRNAが形成する四重らせん構造をターゲットにした分子標的型光線力学療法の開発に関する研究成果が、日経バイオテク2018年09月24日号内の特集「低分子薬で核酸を標的」で紹介されました。
また連動特集として、同誌のウェブサイトで、『甲南大三好氏ら、「分子クラウディング下での核酸の構造が重要に」』として研究内容が紹介されました。