分子夾雑の生命化学

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新学術「分子夾雑化学」レクチャーツアー ( A03 計画班 : 馬場先生 )

レクチャーツアー報告書

 

名古屋大学大学院工学研究科 馬場嘉信

 

総括班・計画研究A03班の馬場嘉信は、2019年3月27日に、シンガポール国立大学バイオ医工学科およびBiomedical Institute for Global Health Research and Technology (BIGHEART)において、分子夾雑の生命化学の研究成果の紹介と国際共同研究促進および若手研究者や学生の派遣・交換のための今後の国際交流を進めるために、特別講演を行った。

シンガポール国立大学バイオ医工学科およびBiomedical Institute for Global Health Research and Technology (BIGHEART)は、医学と工学の学際融合領域の世界の中心的研究機関である。2019年3月6日には、シンガポール国立大学バイオ医工学科・学科長のProf. James Gohおよびシンガポール国立大学Biomedical Institute for Global Health Research and Technology (BIGHEART)・所長のProf. Chwee Teck Limが、名古屋大学において、今後の共同研究および若手研究者や学生の派遣・交換を促進するための講演会を実施している。

今回は、Prof. Chwee Teck Limの招待により、名古屋大学における分子夾雑生命化学および医工学の学際融合領域研究の研究内容を紹介するとともに、今後の共同研究や若手研究者・学生の派遣・交換のための打合せを行った。講演においては、分子夾雑の生命化学の基礎から、分子夾雑の生命化学を研究するためのナノテクノロジーを活用したデバイス開発およびその医療・創薬応用および2018年10月に名古屋大学に設立したナノライフシステム研究所の研究について、詳細にわたり最新研究成果を解説した。今回の講演後には、今後、さらに共同研究および若手教授・学生の交流などを進めるために、若手教授・大学院生等の交流計画を来年度から具体化していくことを決定した。