分子夾雑の生命化学

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孤発性の筋萎縮性側索硬化症において極めて毒性の高いSOD1タンパク質を発見 ー神経難病の治療法開発に向けた新たなターゲットとして期待 ( A02 公募班 : 古川先生 )

慶應義塾大学理工学部の古川良明准教授、徳田栄一助教(研究当時。現・日本大学薬学部専任講師)は、独立行政法人国立病院機構まつもと医療センター脳神経内科の大原慎司副院長(現・飯田病院神経内科)、岐阜薬科大学薬物治療学の保住功教授、兵庫医科大学生化学講座の藤原範子教授らとの共同研究で、神経変性疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者から採取した脳脊髄液に、極めて細胞毒性の高いSOD1タンパク質が含まれていることを世界で初めて発見しました。

研究成果は国際科学誌Molecular Neurodegenerationに、2019年11月19日にオンライン版で発表されました。

プレスリリース